そばのゆで汁、そば湯。これをつけ麺の蕎麦に添えて、飲用として出すお店が多いです。このそば湯の好みは人により千差万別ですが、お店の特徴が出やすいです。 良水を多量に使用する店では蕎麦湯はサラッと薄く、ゆで湯が少なめで使いまわしている店ほど濃くなる傾向にありますが、ドロッと白濁した濃い蕎麦湯を好む客も多く、サラッと薄い蕎麦湯に文句を言う客もいるため、わざわざゆで湯を煮詰めたり、そば粉や小麦粉を溶かし込んでわざわざ濃い蕎麦湯を作る店もあります。冷やしの蕎麦つゆはそのまま飲むには味が濃いので、この蕎麦湯をいれて蕎麦つゆの出汁(だし、でじる)を味わう目的がある。 近年のそばブームのため、そば喰いが一般的になり、そば湯での塩分のとりすぎに注意する旨の表示も見られ、そば湯のみを飲む(味わう)人が増えてきた。そういうことから、そば湯に残ったそばの風味や、ゆで湯の水の味(そば屋では良水をゆで湯使用することが多い)など、そば湯そのものを味わう楽しみにも焦点があてられるようになりました。 なお、そば湯に水溶性の栄養分が溶け出しているためにそば湯を飲むという説は、そばの茹で時間が30-60秒と極めて短く、溶け出す量は限られること、またルチンは不溶性であること等から考えると、あまり理にかなってはいないそうです。 酒類を提供しているそば屋の一部では、焼酎(甲類)をそば湯で割った「そば湯割り」なるメニューがある。 |